ポケットWiFiをこれから契約しようと思っているあなたが気になるのは、制限なく使える自宅がアドバンスオプション(アドバンスモード)が使えるエリアに入っているのか?ということではないでしょうか。
このアドバンスオプションのエリアについて、詳細が分かりにくかったため独自に調査したところ、ようやくエリア範囲を探し出せたので共有します。
アドバンスオプション(アドバンスモード)とは?
アドバンスオプション(アドバンスモード)とは月間データ通信量の上限なく利用できる回線のことです。※標準モードは月間7GBの通信容量制限あり。
ただし、月間データ通信量の上限がないとは言っても通信容量制限があり、3日で10GBの通信容量を超えた場合は速度制限がかかって低速化しますので注意が必要です。
(HD画質動画が見られる程度の速度制限に低速化するようです。)
アドバンスモードは3年縛りのプランに加入した場合に適用されます。
アドバンスオプション(アドバンスモード)対応エリアについて
アドバンスオプションを使えば7GB制限にかからず、高速通信ができるということが分かりましたが、今度はこのアドバンスオプションに対応する地域に自分が住んでいるかという問題が出てきます。
注意書きを読むと“アドバンスオプションは通信方式「AXGP」の提供エリアで利用可能”という記載があります。
「このAXGP提供エリアとはどこなのか?」と調べたところ、言い換えると「SoftBank4Gエリア」ということになるようです。つまり、SoftBank4Gエリアに入っていればアドバンスオプションを利用できるということです。
AXGPはキャリアアグリケーション(CA)を採用したことで従来の3Gよりも理論的に速度が出るということになります。
キャリアアグリケーションをざっくり説明すると、異なる帯域の回線を掛け合わせて通信速度を高速化する技術のことです。
上の図では3G回線が下り最大21Mbpsだったのに対し、CAの技術を取り入れたことで4G回線は下り最大165Mbpsになっていますね。
アドバンスモードに対応している地域は以下のページから確認できます。
↓このエリアマップで紫色のエリアに住んでいるのであればアドバンスモードに対応しているということになります。
参考:PocKet WiFi 603HW対応エリア |
確認してみた限りでは全国の主な都市部や市街地では使えるようです。それ以外の地域(とくに山間部)だと2018年8月時点では対応していないようですね。
ちなみに、アドバンスモードが使える地域は標準モード(4G)も利用可能です。
※アドバンスオプション適用前に契約した方へ
現在のアドバンスオプションの前に契約した方はアドバンスモードを選択することで容量制限を回避することができます。
このアドバンスモードが使えるのは2015年7月15日以降に契約した方のみという情報があります。2015年7月14日以前に契約した方は標準モードのみの選択しかできず、利用制限に引っかかった場合に高速化させるには繰り返し手動で解除しなければなりません。解除にかかる費用はキャンペーン中に入会した方は2年間無料になっています。
大事なことなので繰り返しになりますが、アドバンスモードでも3日10GB制限があります。データ通信容量が使い放題というわけではありません。
アドバンスオプションが契約できるおすすめ端末とプロバイダ
アドバンスオプションが使える最新の端末が契約できるプロバイダを厳選しました。
Yahoo!Wi-Fi
- 月々…3,696円(税抜)~
- 契約期間…3年
Yahoo! Wi-Fiではアドバンスオプション3か月無料キャンペーンが適用される(終了日未定)ので、契約から3か月間は3,696円(税抜)の支払となります。4か月目以降は月々4,380円の支払いになります。
■詳細・申込 ⇒ Yahoo! Wi-Fi
Y!mobile
- 月々…3,696円(税抜)~
- 契約期間…3年
ポケットWi-Fiはソフトバンク回線を利用しているので、Y!mobile(ワイモバイル)で契約することができます。
端末の種類が豊富ですが、アドバンスオプションを付けることができるのは502HW端末と504HW端末です。
古い端末になりますが、305ZT端末を契約することもできます。こちらはアドバンスオプションを付ける必要がなく、端末の設定でアドバンスモードを選択することができます。
お近くのワイモバイル店舗に出向いて契約するか、忙しい方はオンラインストアからでも契約できます。
■詳細・申込 ⇒ Y!mobileオンラインストア
504HW端末について
関連記事:【504HW】進化したアドバンスモード対応ポケットWiFi詳細 |