WiMAXをこれから購入しようと思っているユーザーが、いろいろ調べてよく見かけるけどイマイチわからないクレードルという存在。
契約時に付けるか付けないか選ぶことができる謎のオプション品。「クレードル」という聞いたことのない言葉に私は最初戸惑いました。
さて、クレードルとは一体何のことでしょうか？
約3,000円もするこのオプション品を買う必要はあるのでしょうか？
この記事ではWiMAXのクレードルについて解説しています。
WiMAX2＋の専用クレードルとは
WiMAX2＋の専用クレードルとは
充電器と有線LANポートを備えたWiMAXを使いやすくする台座
といえる存在です。
スマホやガラケーなどの充電台をイメージするとわかりやすいかと思います。
室内などの電源コンセントが取れる場所で、WiMAXの端末をクレードルに差し込んで充電しながら使うことができます。
クレードルを使わなくてもスマホのように端末横の差込口から充電ケーブルを差せば充電できるので、必ず購入しなければならないものというわけではありません。
しかし、クレードルを使わないとできないこともあるのです。
クレードルを使う場面や必要性、メリット・デメリット
どんな場面でクレードルを使うと役立つのでしょうか。
まずはメリットから説明します。
WiMAX端末を有線LANで利用することができる
現在販売されているWiMAXの専用クレードルのほとんどは有線LANで接続できるように設計されています。
有線でケーブルを引かなければネットに繋げられないパソコンや、インターネットに繋がっていないテレビに接続する場合に便利です。
また、無線LAN接続よりも有線LAN接続をすると回線速度が改善されることもあるようなので試してみるとよいでしょう。理論的には有線LANのほうが速くなります。
置く場所が決まって安定する
WiMAX端末は薄くて軽い端末なので置く場所を決めていないとうっかり失くしてしまうかもしれません。
クレードルがあると定位置に置くことになりますので、電源や場所の確保がしやすくなります。
また、WiMAX端末をテーブルなどに平置きするよりもクレードルに置いて立てておいたほうが電波の掴みがよくなるようです。
クレードルを使うことで速度が安定するということもあるようですが、WiMAXの通信自体が元から不安定なので、クレードルを使っているから安定するということは体感的に差がありません(個人的な感想ですが)。
次に、クレードル使うデメリットについて説明します。
初期費用がかかる
これが唯一のデメリットで、クレードルの相場は1個約3,000円です。
契約するプロバイダによってWiMAX2＋を購入する際にクレードルの有無を選べる場合、選べない場合、最初から付いてくる場合等さまざまです。
基本的にクレードル単体は契約プロバイダで追加購入することができませんが、あとから必要になればAmazonやヤフオクなどで探して購入することになります。
例：WX04のクレードル
例：W05のクレードル
現時点のAmazonではWX04、W05などのクレードルを購入できますが、時期によっては品薄になって価格が高騰することもあります。
WiMAXを新規で契約するときや買い替え時にクレードルが付属していなくてAmazonなどで別に購入しようと思っている場合は、事前に価格と在庫の確認をしておいた方が良さそうです。
クレードルは必要なのか？についての結論
個人的にはWiMAX2＋のクレードルは「あったら便利、なくても大丈夫」という結論です。
これはパソコンや自宅の環境にもよるので誰にでも当てはまるものではありません。買って良かったという人もいますし、必要なかったという人もいます。
主に自宅で使う場合はクレードルをつけたほうが良いかもしれないですし、外出先でしか使わないのであれば必要ないでしょう。
私の場合は自宅での利用がほとんどで、WiMAX2＋とパソコンを無線LANで接続して利用しています。一応クレードルを購入しましたが、有線LANポートは一度も利用したことがありません。あったら便利と思って購入したんですけど私個人のネット環境では必要なかったです。ということでご参考までに。
契約する前に、ご自身のＷiMAX利用環境でクレードルを購入する必要性があるか考えてみてくださいね。
■WiMAX契約で悩んでいる方はこちらで解説していますのでどうぞ
