URoad-Home2+はWiMAX2+の据置型ホームルーターです。見た目からもわかるかと思いますが、移動や持ち運びは想定して作られていないので、主に自宅に置いて利用します。
WiMAX2+や固定回線とはどのような違いがあるのでしょうか?
この機種を契約するメリット・デメリットをまとめてみました。
URoad-Home2+とは?
URoad-Home2+は自宅の中で電源のとれる電波の良い場所に置くだけで手軽にWi-Fi通信環境が作れるため、固定回線から乗り換えてくるユーザーも多数います。
回線工事不要なので、届いたその日からWiFiを使った通信をすることができます。
前機種URoad-HomeはWiMAX機器の中でも受信感度が良いと好評で、ADSL回線の代わりとして使われていましたが、その後継機となるURoad-Home2+も注目されています。
現在、URoad-Home2+は前機種URoad-Homeからの据置型ホームルーターを好むWiMAXユーザーが乗り換え先として選んでいて、据置型ルーターのこの機種には根強いファンがいるほど評判が良いです。
URoad-Home2+のメリット
URoad-Home2+を選ぶ際に他のWiMAX2+端末と比較してメリットとなるものは以下のとおりです。
無線LAN同時接続台数最大16台
WiMAX2+で選べる他の端末はどれも同時接続台数が10台までです。
手持ちのモバイル機器が多い人、大家族で1台のホームルーターを使い倒したい人はURoad-Home2+にメリットがあるといえます。
有線LANポートが2ポート装備
一般的に無線LANでPC機器などを接続するよりも有線LANを利用したほうが通信速度が速くなります。
WiMAX2+で選べる他の端末はクレードル付きのものを選べばLANケーブル1本を接続できるようになっていますが、URoad-Home2+は2ポートが装備されているのでLANケーブルを2本接続できます。
家族内でパソコンを複数台利用していてLANケーブルを使いたい場合にメリットがあります。
アンテナ角度を自由自在に調整可能
2本のツノのようなものが本体から飛び出していますが、これが超高性能アンテナです。前機種URoad-Homeより受信性能や安定性がアップしています。好きな角度に調整して電波の掴みを良くすることができます。
ただし、このアンテナによって通信速度や受信感度が良くなるかどうかについては利用者のレビューを見てもわからないことが多く、個人的には「無いより有るほうがいい」というように捉えています。使用環境によって電波状況が異なるので一概に「このアンテナで良くなる」とはいえないようです。
URoad-Home2+のデメリット
次にURoad-Home2+を選ぶ際に他のWiMAX2+端末と比較してデメリットとなるものは以下のとおりです。
持ち運びできない
据置型ホームルーターなので、当然ですが自宅から持ち運ぶのは不可能ではありませんがとても不便・不向きです。バッテリーを搭載していないため、電源ケーブルがとれる環境でしか利用することができません。
外出先での利用が多い方であれば携帯できるサイズのWiMAX2+機種を選ぶべきですから、この端末は不向きです。
通信速度・安定性は固定回線より劣る(こともある)
URoad-Home2+は固定回線の代わりに選ばれることが多い機種ですが、通信速度が欲しい場合や安定した通信がしたい場合には不向きです。
オンラインゲームをしている途中や動画鑑賞中に通信が途切れては困るという方にはおすすめできません。
通信速度は光回線には到底敵いません。しかし、ADSL回線よりは通信状況・条件によって速いこともあるようです。
URoad-Home2+の下り最大速度は110Mbps(理論値)です。実行速度は使用環境によって異なります。速度が気になる方はUQWiMAXからお試しレンタルできますので、TryWiMAX制度を利用してみましょう。
なお、混雑回避のための速度制限(3日間で3GB以上利用時)があります。
新型据置型ルーター登場!novas Home2+CA
URoad-Home2+の後継機novas Home2+CAの販売が始まりました。
後継機の販売によりURoad-Home2+は契約できなくなりました。
これから新しく購入しようと思っている方は後継機novas Home2+CAをおすすめします。
詳細は以下の記事で書いています。
詳細記事はこちら⇒:新据置型ホームルーター「novas Home+CA」は買いか? |