SMS機能付きSIMで解消されるセルスタンバイ問題やアンテナピクト問題について

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格安SIMが出回り始めた頃はデータ専用SIMしか販売されていませんでしたが、ここ最近はSMS(ショートメッセージ)機能付きのものや音声通話付きのものが多く出回るようになりました。

データ通信専用SIMとSMS機能付きのものはどのように使い分ければいいのでしょうか。疑問に思ったのでまとめてみました。

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SMS付きSIMが必要とされる3つの理由

SMS(ショートメッセージサービス)とは電話番号を知っていれば、その番号宛てに短いメッセージを送ることができるサービスです。メールアドレスを知らないけど電話番号だけ知っている人にメッセージを送信できたり、アプリや銀行口座ログインなど携帯番号の認証などに使われたりします。

 

LINEなどのSMS認証で使える

ガラケーとスマホの2台持ちで運用している場合にはあまり関係がないのですが(ガラケーの電話番号を使ってSMS認証ができるため)、データ通信用SIMのみで運用している人がLINEを使う場合に必要となります。

SMS機能付きSIMを選ぶことにより、電話番号が付与される(通話はできません)ので、端末側は電話番号を認識します。音声機能付きSIMを選んだ場合でもSMSが標準装備されているのでSMS認証できます。

 

アンテナピクト問題に有効

「アンテナピクト問題」とはデータ通信が利用できる状態であるにも関わらず、アンテナピクトが表示されず圏外になる現象です。これはすぐに見て確認できる現象なので気付きやすいです。

SMS対応SIMにすることで電波を掴みますので、「アンテナピクト問題」は解消されます。

 

セルスタンバイ問題に有効

「セルスタンバイ問題」が起きるとバッテリー消費が早くなります。これは端末によって起きる場合と起きない場合があります。

セルスタンバイ問題が起きているかどうか確認する方法として、docomoのAndroid端末では設定>電源管理>電池使用量>セルスタンバイの順で見ていきます。

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セルスタンバイのページに“圏外時間100%”と表示されていればセルスタンバイ問題が起こっている可能性があります。SMS対応にした場合の圏外時間は0%になるのでセルスタンバイ問題が解消されるというわけです。

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現在、データ通信専用SIM(SMS非対応)を使ってます。私のスマホ(SO-04E)では「アンテナピクト問題」は全く起きていませんが、「セルスタンバイ問題」が起きています。このようにSMS非対応SIMの場合、「アンテナピクト問題」と「セルスタンバイ問題」が片方だけ起きることもありますし、両方が現れることもあります。

 

 

SMS対応SIMにするべきか?

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ただ、私が鈍感なのか、SMS非対応時代から使っているSIMなのでこのバッテリー消費量が普通だと思ってました。ガラケーとスマホの2台持ちで、スマホのバッテリーが気になることがなかったので外出時に充電器は持ち歩いてません。(最近は今のスマホを使い始めて1年以上経ったのでバッテリーの減りが気になるようになりました。バッテリーの劣化でしょうか?)

 

私のスマホの場合、SMS対応SIMに買い替えればバッテリーが長持ちしそうという結論ですが、毎月150円程度増額してまでバッテリーの寿命を長持ちさせることにはこだわらないかもしれません…。

SMS対応にするか非対応にするかは個人の好みによるでしょう。上記の現象が気になるのであればSMS対応を選んでおけば心配ありませんし、気にならないようであればSMS非対応を選んで維持費を安くすることが可能になります。

 

 

オススメのSMS対応SIM

SMS対応しているSIMにも様々なものが販売されていますが、私がおすすめするのはIIJmioです。

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参考:「【格安SIM】IIJmio(みおふぉん)の評判が良い理由!

 

IIJmioは通信回線の品質に定評があり、初速バースト転送機能(最初に読み込みがスムーズに行われる機能)や容量繰り越しなど、利用者が満足できる仕組みとなっている格安SIMです。

他社のSMS機能付きのものを見ると価格帯は1,100円台(税抜)のものが多いですが、IIJmioは1,040円(税抜)で使うことができるので安く使うことができ、とてもお得感があります。

■詳細:IIJmio(みおふぉん)

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