「格安スマホの通話料が高い!もっと安くする方法はないの?」と情報をお探しではないでしょうか。
格安スマホを使っている当ブログ管理人は、通話料・通信料をいかに安くできるかにこだわっています。
そんな私が使っているLINE Out(ラインアウト)というLINEが提供している通話サービスを知っていますか?
LINE Outを使えば、LINEを使っていない人や企業などに無料で通話できることがあります。
「できることがあります」と書いたのは、一部で使えない場合があったり、通話時間に制限があるからです。
だけど、キャリアのようなかけ放題プランに入っていない格安スマホ利用者は、LINE Outを有効活用できれば通話料を確実に安くすることができます。
今まで有料だった通話料金を無料にすることができますよ。
私がどのようにLINE Outを活用しているか、使い方や通話料などについてお教えします。
目次
どのような場合に通話料無料にできるのか、条件は?
例えばこのような場合は通話料が無料になります。
LINE Out Freeを使えば1日5回最大3分まで無料
通常、LINE Out経由で通話すると有料なので料金がかかります。
しかし、15秒の動画広告を見ることで1日5回最大3分までの通話料金が無料になるLINE Out Freeというものがあります。
日本国内への通話場合、固定電話は3分間、携帯電話は1分間無料でかけることができます。時間が経過すると通話が強制終了されます。
LINE Out Freeは短時間の通話予定で、電話をかける前に広告を見られるほど時間に余裕がある方におすすめです。
逆に広告を見るのが煩わしい、通話が長くなりそうという方は課金するか、楽天でんわなどの通話半額アプリを使いましょう。
無料通話/お店と表示される番号への通話は10分無料
電話番号入力画面で番号を入力してみると「無料通話/お店」と薄いグレー色で表示されることがあります。
この場合、広告を見なくても10分の無料通話ができます。
私が実際に使ってみたところでは、私がよく行くお店や病院などは無料で通話することができました。
ちょっと予約したいときに10分以上通話する場面はあまりないので、LINE Outを使って通話料を無料にしてしています。
これが便利でLINE Outを活用しています。今までより通話料をさらに減らすことができたのです。
音質はどう?
LINE Outはインターネット回線を使う通話(IP電話)で、日本国内への通話でも一度海外を経由して発信されます。
通話の品質についてですが、やはり電話回線の通話と比較すると劣ります。
だからといって難があるわけではなく不満はありません。若干こもって聞こえるような感じはしますが、IP電話特有の遅延はほぼなしなのでストレスは感じません。
無料だと思えば十分満足できる通話品質です。
ただし、インターネット回線を利用した通話のため、通信が不安定な場所から発信すると音質が悪くなる可能性があります。
課金方法と料金は?
有料通話する場合の料金プランと料金はこのようになっています。
コールクレジット
事前にLINEアプリまたはLINEストア経由でコールクレジットを購入します。
LINEアプリからコールクレジットを購入する場合の最小単位は240円(240クレジット)、LINEストアから購入する場合の最小単位は120円(120クレジット)となっています。
コールクレジット購入の注意点は消費期限があることです。端末がAndroidの場合は購入から6か月がクレジットの消費期限となっています。iPhoneの場合はこの期限はありません。
またAndroidからiPhoneに機種変更、またはその逆の場合はコールクレジットの残高が移行できないので、これに当てはまる場合は残高をなるべく使い切るようにしておきましょう。
通話料金については日本国内に発信する場合このようになっています。
- 固定電話…1分あたり3円(3クレジット)
- 携帯電話…1分あたり14円(14クレジット)
固定電話にかける場合はとても安いです。
30日プラン
30日単位で契約を購入・更新していくプランです。
通話時間に制限があります。
- 日本国内へ固定と携帯に通話120分…720円
- 日本国内へ固定と携帯に通話120分…390円
- 日本国内へ固定のみに通話120分…120円
通話料金については日本国内に発信する場合、
- 固定電話…1分あたり2円(2クレジット)
- 携帯電話…1分あたり6円(6クレジット)
となっているので、コールクレジットを購入するよりも30日プランのほうが1分あたりの通話料金が安くなります。日本以外の国の通話先を選ぶことができます。
LINEコイン(Androidのみ)
1コイン2コールクレジットとして利用できます。(変換レートが変更される場合あり)
あまり通話しない方、お試しで使ってみたい方はコイン消費がおすすめです。
LINE Outのデメリット、発信番号通知ができない
通話料金が無料だったり安くなるLINEOutにはデメリットがあります。
それは発信番号通知ができないことです。
端末やキャリアによって番号が通知される場合もあるようですが、私が試しにドコモの携帯にかけてみると非通知と表示されました。
また、固定電話に通話すると国際電話扱いとなり、81から始まる番号が表示されるとの情報もありました。
誰からかかってきたかわからない電話は相手にとってデメリットとなります。
非通知と表示されると出ない相手にかけるときには、LINE Outを使うのは控えておいたほうがいいでしょう。
通話料を安くできるLINE Outの使い方まとめ
通常、格安スマホの通話料金を減らすには現状では以下の方法しかありません。
- LINEを使っている人へ無料通話をする
- 10円/30秒の料金になる通話アプリを経由する
- 5分かけ放題プランに加入する(楽天モバイルやBIGLOBEなど)
最近では、このほかに楽天モバイルが提供している国内24時間かけ放題プラン(月額税抜2,380円)が登場しました。「通話が多いから格安SIMに乗り換えられない」という方の救世主になればいいですね。まだサービスが始まったばかりなので評判は不明です。
基本的には通話が多い人にとっては格安SIMを選ぶと不利になるパターンが多いです。
LINE Outを使うのに向いているのは?
ちょっとだけ通話したい方にとってLINE Outは非常に使い勝手がいいです。
私はLINE Outで120コールクレジットを購入して課金していますが、6か月で使い切れる気がしないので課金しないほうがよかったなと思っています。(Android保有)
格安SIMを使っている方はそもそもあまり通話をしないと思うのでLINE Outで課金する必要性はほぼないでしょう。
手間がかかりますが、お店や公共施設などにかける前にとりあえず電話番号を入力してみて、無料で通話できそうであればLINE Outを使う。
そうでなければコールクレジットを購入して有料通話か別の通話半額アプリを利用する、というやり方だと通話料金を安くできます。
■格安SIMの契約で悩んでいる方はこちらで解説していますのでどうぞ