WiMAXの速度制限が3日で10GBへ変更!影響はどう?2/2より

2017年2月2日よりWiMAX2+の速度制限について変更があります。

UQWiMAXが昨年12月に速度制限を変更する旨のお知らせを出していますが、ここで再確認しておきましょう。

 

現行の速度制限は3日で3GBの通信容量を超過した場合には、翌日13時頃~翌々日13時頃までの速度制限が行われていました。

速度制限に達した場合の通信速度は、YouTube動画のHD画質レベルが視聴できる程度とされていましたが、今後は一体どうなるのでしょうか。

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今後どうなる?WiMAXの通信速度制限

前置きになりますが、速度制限の内容変更について「私はUQWiMAXと契約してないから関係ない」と思っている方はいませんか?

それは間違いです。

この速度制限の変更はWiMAXを契約している方、これから契約しようと思っている方すべてに適用されます。

その理由は、契約しているプロバイダ(販売元)がGMOとくとくBBであろうとBIGLOBEであろうとそれ以外であろうとも、すべてのWiMAXのプロバイダはUQWiMAXの代理販売をしているだけです。

ですから、UQWiMAXの鶴の一声で全てのWiMAX契約の速度制限が変更されるのです。

 

速度制限は3日で10GBへ変更

今後の速度制限は3日間で10GB以上を使った場合に、翌日の18時頃から翌々日の2時頃まで制限されます。

制限後の速度は1Mbps(YouTubeの標準画質程度が視聴可能な程度)となります。

 

これまで3日間で3GBの超過をした場合は24時間の速度規制がありましたが、新しい速度制限は8時間程度と時間が短縮されることになりましたので、ほとんどのユーザーで速度制限は実質緩和されたことになります。

この制限時間の短縮により、朝3時頃~夕方18時前頃の時間帯で利用している方については速度制限がないに等しいといえる状態になります。

WiMAX回線をビジネスで使っている方や、昼の時間帯に動画を観ている方については速度制限を気にしなくてよくなるということですね。

 

しかし一方で、夜の時間帯に動画やゲームを楽しんでいた帰宅後の会社員の方などは速度制限が厳しくなってしまうことになります。動画で1Mbpsの速度だとかなりストレスになってしまうかもしれません。

速度制限前で3日で10GB以上の通信容量を超過していたユーザーはWiMAX契約者の数%でしたが、その数%のヘビーユーザーがほとんどのトラフィックを占めていて今の料金を維持するのが難しかったとのことです。

言い方が悪いですが、回線の品質を維持するためにギガ放題を利用している数%のヘビーユーザーを追い出す形で速度制限の内容を変更したのだと推測できます。速度制限がかかってしまい、1Mbpsでは使い物にならないという方は固定回線の選択しかないのかもしれません。

 

適用されるタイミングは2月2日から

WiMAXの3日10GB制限が適用されるのは2017年2月2日から適用されます。

2017年1月30日~2月1日の3日間の通信容量が2月2日から適用されるということなので、この記事を書いている(1月31日)時点では既に新しい速度制限の容量がカウントされているということですね。

 

 

新速度制限への変更で影響はどう?

これまで3日で3GBを超えて制限のかかっていたユーザーは利用者全体の数十%程度だったようなので、大半の方は速度制限の変更で影響を受けることはないでしょう。

このブログの管理人については、3日で5GB程度の利用量で毎日速度制限を受けていた状態でしたが、変更により速度制限から解放されることになりました。

一番影響を受けるのは主に夜の時間帯で3日で10GB以上使っていた方です。これまでネットワークに負荷をかけて他の利用者へ影響が出ていたといえるので、残念ですが見直して違う回線へ乗り換えを考えましょう。

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