本日2/26よりイオンモバイルの格安SIMの販売が始まりました。
「イオンは前から格安SIMの販売をしていたでしょ?」と言われそうですが、イオンモバイルはこれまでIIJmio、BIGLOBE、So-net、b-mobileの代理販売はやっていたものの、自社SIMカードの販売はしていませんでした。
それが、このたびイオンモバイルは自社ブランドのSIMカードを出してきたというわけです。
内容を見ると、競合他社MVNOにない価格とプランを出してきたので、様々な人にとって需要があると思われます。
イオンモバイルの価格と通信容量
イオンモバイルの容量と価格帯です。(2016/2/26現在)
音声通話プラン
- 0.5GB…1,180円
- 1GB…1,280円
- 2GB…1,380円
- 4GB…1,580円
- 6GB…1,980円
- 8GB…2,680円
- 12GB…3,280円
- 20GB…5,980円
- 30GB…7,980円
- 40GB…10,800円
- 50GB…14,800円
データプラン
- 1GB…480円
- 2GB…780円
- 4GB…980円
- 6GB…1,480円
- 8GB…1,980円
- 12GB…2,680円
- 20GB…4,980円
- 30GB…6,980円
- 40GB…9,980円
- 50GB…13,800円
シェア音声プラン
- 4GB…1,780円
- 6GB…2,280円
- 8GB…2,980円
- 12GB…3,580円
- 20GB…6,280円
- 30GB…8,280円
- 40GB…11,100円
- 50GB…15,100円
※シェア音声プランは一部店舗とインターネットでの申込不可
0.5GBから50GBまで全29種類のプランが用意されています。
IIJなどMVNOで一般的に広く販売されている3GB、5GB、10GBがないところを見ると、イオンモバイルは競合と住み分けを考えられたプランのように思います。
2GB~8GBの通信容量帯で人気が分散しそうですが、大容量の20GBを超えるプランを契約する人がいるのが疑問ですね。もしかしたら一部で需要があるのかもしれません。
イオンモバイルの通信速度規制とMVNE先はどこ?
余った通信容量は翌月末まで繰り越すことができるので経済的ですが、契約者の速報によると3日で366MBを超えた場合に通信規制があるようです。※追記:200kbpsの速度時に3日366MB制限がかかる記載が公式HPで発表されました
イオンモバイルのMVNE先については明らかにされておらず、「IIJが有力か?」といわれていますが、APN設定はi-aeonmobile.comなので実際に使ってみて速度測定してみるまでわからないようです。
イオンモバイルの強み・メリット
イオンモバイルは全国の213店舗で店員と相談しながら購入できるのがメリットです。
これまで、格安スマホに替えようと思いながらも、よくわからないから諦めていた人にとっては乗り換えるチャンスです。
ただし、誰でも格安スマホに乗り換えればスマホ料金が安くなるわけではないので注意が必要です。
関連記事:格安スマホ利用で「格安でない高い料金」が発生する理由 |
あと、料金がとにかく安いことが魅力です。MVNO業界最安値のDMMモバイルよりも安い料金設定のプランがイオンモバイルで出ています。
音声通話プランの場合に他社MVNOで設定されている最低利用期間が存在しないので解約金がありません。通常、他社は1年縛りや半年縛りがあるので、利用期間を気にせず使えるのはメリットです。
格安スマホのことがわからなければ「安心パック」
端末をイオンモバイルで購入した場合は安心保証(月額350円~)で故障や破損時に新しいものに交換してもらえます。
電話サポート(月額300円)もあるようですが、これはイオンの店舗が遠い人向けかもしれません。わからないことがあればお店で聞けば何とかなるのではないかと思うのですがどうでしょう。
こちらはおまけ程度のサービスですが、月額150円でスマホ用のウイルスソフトを使うことができて、スマホのセキュリティ対策が可能です。
上記の安心保証+電話サポート+セキュリティの3つを合わせた安心パックが月額600円で販売されているので、「格安スマホのことが何もわからなくて心配だわ」というユーザーには安心パックがあれば心強いでしょう。
イオンモバイルオープニングキャンペーン
イオンモバイルでオープニングキャンペーンが行われています。キャンペーンは3/31日までです。
申込者が殺到してインターネットからは一部のプランしか申し込めない大人気の状況です。