最近の格安SIMはどこの業者と契約しても価格差がほぼありません。
しかし、節約意識の高い方は毎月のデータ通信使用量を把握した上で、1円でも安いところに乗り換えたいと思っているでしょう。
私もその一人です。
現在はIIJmioの3GBプラン(ミニマムスタートプラン、データ通信専用)を契約していますが、毎月のデータ使用料は1GB~2GB程度しか使っていません。これだと「容量繰り越しサービスがあっても料金を無駄に払っているんじゃないか?」と思うわけですよ。
だとしたら、2GBの容量で契約して繰り越しがあるものを選んだほうがいいのではないかとも考えるようになりました。
そこで、格安SIM業者を乗り換えるとしたらどうするか?候補を絞ってみました。
月間データ通信容量2GBの格安SIM
今回は私と同様に毎月2GB程度しか使わないユーザー向けの記事です。月3GBも使わないけど月1GBだと少ないというユーザーは案外多いものです。
DMMモバイル
まず一番最初に候補になったのは契約プランが豊富なDMMモバイルです。
DMMモバイルは全プラン業界最安値を宣言しており、他社が料金の引き下げを発表するとすぐに料金をそれ以下に設定します。格安SIMを絶対安く使いたい人に向いている業者です。
簡単料金シュミレーションを使ってみました。
私の場合、月間2GBの容量で十分だと把握しているので、2GB+データ通信専用プランを選択しました。すると結果は…
月額900円から770円となり、月々130円安くなることがわかりました!
ただし、新規契約手数料3,000円がかかってしまい、乗り換えるとなるとこの3,000円の手数料の採算が取れるまでの24か月も契約し続けなければなりません。
格安SIMは契約期間の縛りが短い(データ通信専用なら縛りがない)のがメリットですから、これではメリットを生かせず乗り換え損になってしまいます。
b-mobileおかわりSIM 5段階定額
最近よく見かけるようになったのは、使った分だけ料金を支払う新しい契約プランを提供しているb-mobile。
1GBで500円から1GBごとに250円加算されていく仕組みのわかりやすい料金プランです。
月によってデータ通信使用量にばらつきがあっても最大5GB程度までしか使わない方におすすめです。さらに、万が一アプリが暴走して容量を食ってしまった月があっても最大1,500円までの請求しかされないので安心です。
3GBだと1,000円になるので他社と比較するとやや高くなってしまいますが、月2GB以下に抑えられるのであれば、b-mobileの場合2GBで月750円なので、月770円のDMMモバイルよりも安いということになります。
月2GB使用する方は現段階ではb-mobileおかわりSIM 5段階定額が第一乗り換え候補となるでしょう。
価格で格安SIMを選ぶのは間違い?
月間3GBの容量であれば900円(税抜)が主流でどの業者も足並みを揃えています。同じような価格帯が並ぶなか、違うのは速度や契約プランの充実さでしょうか。
月額料金の安さが決め手になって格安SIMを契約しようと思っているのであれば、間違った選び方をしているかもしれません。
速度に関しては、契約者の急激な増加に設備が追い付かなくて遅くなったり、その地域でどれだけ回線が混み合っているか、その業者がどれだけ設備投資しているかによって異なるので、「○○の業者が速いからおすすめです」とは言い切れません。記事執筆時点ではおすすめだとしてもすぐに状況が変わってしまいます。
使ってみて体感的に問題なく使えるのであればどこの業者を選んでも同じです。結局のところ、「信用できる業者と契約しているか」ということが大事だと思っています。その次に「値段」ですね。3番目にサポートが手厚いということや、どこにもないオリジナル契約特典があるなどの「付加価値」だと私は思っています。
ただし、個人的には楽天モバイルは12~13時の昼の時間帯の速度が遅く使い物にならなかったという経験をしたので、おすすめしない格安SIM業者です。私は重度の楽天ユーザーですが、楽天モバイルとは「名前が有名だから」「楽天だから大丈夫」と契約することは今後避けようと思っています。
参考記事:【楽天ブロードバンドLTEは遅い?】実測レビューと評判・解約までの流れ |
実際に使ってみてダメだったら我慢して使い続けなくていいのは格安SIMのメリットですね。
月間通信容量2GBの格安SIMを比較、乗り換えを検討のまとめ
私が毎月1GB以上3GB未満の容量しか使わないため、2GBの格安SIMをチェックしてみましたが、販売している業者は少なかったですね。容量1~5GBまでのプランを充実してくれたらいいなとユーザー視点で思いました。