格安スマホ・SIMのデメリットとトラブル例

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最近は格安スマホの認知度が高まってきています。料金が安くなるなら使ってみたいと思ってませんか?

しかし、格安スマホに関連するトラブルが多発しているようです。
4/13に国民生活センターが格安スマホのトラブルの相談内容について発表しました。

記事:こんなはずじゃなかったのに!“格安スマホ”のトラブルー料金だけではなく、サービス内容や手続き方法も確認しましょうー

 

相談内容は「今までどおりのサービスが安く受けられると思っていたのに、実際はサービス内容等が違っていた」というトラブルが目立つとのことです。

格安スマホに変更すると使えなくなるサービスがあるので今までと全く同じに使うことはできません。

この記事では格安スマホ・格安SIMにできないことやデメリットをまとめています。

 

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実際に起きている格安SIMのデメリットとトラブル例とは?

国民生活センターに寄せられた格安SIMのトラブルにはこのようなものがあります。

 

問い合わせ窓口に繋がりにくい

格安SIMは基本的にネットから購入するため、問い合わせもネットからになります。

今はチャットという文字で即時に回答を得られる問い合わせができる格安SIM販売業者(MVNO)が多いですが、パソコンやスマホに慣れていなければ電話で問い合わせをしたいと考えるでしょう。

しかし、電話窓口が混雑していていつまでも繋がらない・・・というのはよくあります。

私の経験では過去に楽天モバイルに電話したときに10分程度待たされましたが、一方でぷららモバイルに電話したときはそんなに待たされませんでした。

問い合わせ電話の待ち時間は全てのMVNOで繋がりにくいとは言い難いのですが、繋がりにくいこともあるということはあらかじめ知っておく必要があります。

できれば、電話以外の問い合わせ方法があればそちらを使ったほうがいいですが、緊急度が高い問い合わせなら繋がるまで電話前で粘るしかありません。

 

端末が故障しても代替機がない

スマホが故障して修理に出さなくてはならなくなったとき、キャリアのように代替機の貸し出しサービスがないため、自分で端末を用意しなければなりません。

古いスマホやタブレットが手元にあればいいのですが、そうでない場合は安い中古スマホ端末などを急いで買いに行く必要性が出てきます。

故障で修理に出すと高額になることもあるので、思い切って買い替えたほうが安上がりになるかもしれません。

ですから、これまでに端末をすぐに壊したり、紛失したりしたことが多いのであれば、格安スマホは避けておいたほうがいいでしょう。

MVNOによっては端末保障サービス付きのスマホ端末の販売(月額料金制)もあります。これは端末購入時にしか付けることができないので、同じ端末を長く使いたいのであれば最初の端末購入の際に付けておきましょう。

 

メールが届かない

MVNOと回線契約すると、今まで使っていたキャリアのメールアドレスを使うことができません。パソコンのフリーメールアドレス(Gmailやヤフーメール)を使うことになります。

しかし、キャリア同士では簡単に送れるメールでも、パソコン用のメールアドレスから送られるメールはキャリア側でブロックされていることがあります。そのため、メールが届かないということが起きます。

キャリアからMVNOに買い替える前に、相手に新しいメールアドレスをキャリアメールを使って知らせて、受信許可設定をしてもらう必要がある場合もあります。

買い替えてから「メールが届かない!」となる前に、面倒ですがメールを受信する相手に設定を変更してもらっておくように伝えておきましょう。

メールが届かないというトラブルは、事前に準備しておけば防ぐことができます

関連記事:格安スマホ選択でメールアドレスはどうする?フリーメール運用3つのデメリット

 

 

端末のSIMロック解除が必要だった

格安SIMには回線のタイプが3種類あります。ドコモ系回線のものとau系回線ソフトバンク系回線のものです。

ドコモのスマホ端末にはドコモ回線の格安SIMを、auのスマホ端末にはau回線の格安SIMを使えばSIMロック解除は必要ありません

最近はソフトバンク回線の格安SIMも出てきましたね。ソフトバンクの方はソフトバンク回線の格安SIMを使いましょう。

 

SIMロック解除するには手数料がかかるので、キャリアからの乗り換えで端末をそのまま使うのであれば、そのキャリア回線を使った格安SIMを選んでおけば余計な手続きや手数料がかからなくなります。

知識がないまま端末の販売元と異なる回線のSIMを選ぶと、SIMロック解除が必要というトラブルになります。

尚、SIMフリー端末であればどの回線を選んでも大丈夫です。SIMロック解除はキャリアの端末をそのまま使って格安SIMに移行するときに注意しなければならないことなのです。

 

中古端末を買ったら利用を制限された

中古端末を買う際に気を付けておきたいのが、前の持ち主がスマホの端末代金を踏み倒したり、盗難された物として利用制限がされるというトラブルです。

こういった制限された端末を赤ロムといいます。せっかく買ったのに使えないような端末が一部で流通しています。

インターネットで端末を買う場合は製造番号からネットワーク利用制限を確かめてその後は自己責任です。

トラブルに遭わないために保証のある店舗(ゲオなど)の信頼できるお店で買うことを強くお勧めします

関連記事:【白ロム】ドコモの中古スマホを買うときに確認すべきこと

 

 

 

格安スマホのトラブルは全部自己責任です

これは、契約者が「スマホの料金が安くなる」という謳い文句だけでよくわからないまま契約しているからトラブルになっているのだと思われます。

格安スマホのトラブルは基本的に自己責任です。トラブルがあっても自分で対処するのが大原則となります。

よくわからないけど興味があるのであれば、ビックカメラやイオンモバイルのSIMカウンターにいる店員さんに聞くのが一番です。周りに詳しい人がいればその人に聞くのも良いでしょう。

それでも仕組みが理解できなければキャリアのまま使い続けることをおすすめします。

これから格安スマホの利用を考えている方は、万が一の事が起きても自己責任で対処できるように端末・SIMカードともによく調べてから購入してくださいね。

 

格安SIMの契約で悩んでいる方はこちらで解説していますのでどうぞ

 

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